【市民健康講座】 おしっこの話

市民公開講座
平成21年3月7日(土)午後2時30分~午後4時30分
豊明市保健センター3階会議室
司会 星長清隆先生(藤田保健衛生大学 腎泌尿器外科 教授)
「男性のおしっこの話」
白木良一先生(藤田保健衛生大学 腎泌尿器外科 准教授)
「女性のおしっこの話」
佐々木ひと美先生(藤田保健衛生大学 腎泌尿器外科 講師)
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「おしっこの事で困っていませんか?」をテーマに、藤田保健衛生大学腎泌尿器外科教室のご協力により、保健センター3F会議室にて満員の聴衆のもと講演会が行われました。
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星長清隆教授のご挨拶に続き、白木良一准教授による「男性のおしっこの話」、佐々木ひと美講師による「女性のおしっこの話」、両氏による「Q&Aコーナー」、の三部構成であっという間に2時間が過ぎました。
「男性のおしっこの話」では、主に前立腺肥大症についてお話しいただきました。
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前立腺は、膀胱の下で尿道を取り囲むような形をした臓器です。前立腺が大きくなったり、前立腺の筋肉が過剰に縮まって、尿道が圧迫されることにより、「尿が出にくい」といった症状が起こります。
55歳以上の男性の5人に1人と言われるほど、高齢男性に多い病気です。治療としては、前立腺の過剰な収縮を抑えるα1ブロッカーという薬が主に使われ、効果が不十分な場合には手術による治療を行うこともあります。
また、前立腺癌と前立腺肥大症とは全く別の病気で、前立腺癌の早期発見のためには血液検査(PSA検査)が有用です。
「女性のおしっこの話」では、「過活動膀胱」「腹圧性尿失禁」についてお話しいただきました。
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「過活動膀胱」は、膀胱が勝手に縮んだり、過敏な働きをするために、尿が充分たまっていないうちに、急に、がまんできない尿意が起こります。膀胱の過剰な収縮を抑える抗コリン薬による治療が一般的です。また、出産や加齢により骨盤底筋(子宮・膀胱・尿道などを支えている筋肉)が弱くなっていることが原因であることが多いので、これを鍛える体操が有用です。例えば、テレビを見ながら、CMの時に肛門を締めるようにします。この体操は、「腹圧性尿失禁(おなかに強い力がかかった時に尿もれを起こす)」にも有効です。
「歳のせい」とあきらめず、ひとりで悩まずに、早めにかかりつけの医師や専門医に相談しましょう。
問診を中心に、尿検査・超音波検査(・血液検査)などの簡単な検査で診断は可能です。